2014年3月25日火曜日

しょっぱいヤツ、ソルティドック


「いらっしゃいませ、今回はカクテルの紹介となります。」
「ウォッカベースの定番カクテル、ソルティドックです」

バーにて撮影
レシピ
 ウォッカ:45ml
 グレープフルーツジュース:適量
 塩(食卓塩より粗塩がお勧め):適量
グラスの縁に塩を付け(スノースタイル)、材料を注ぐ
塩が落ちないようにそっとかき混ぜる。

スノースタイルのやり方は、
・グラスの大きさに合った皿に塩を広げる
・グラスの縁を濡らす
・塩の皿にグラスを逆さまに置く
・軽く揺すって余分な塩を落とす

といった感じです。自宅でやると案外手間になってしまうので、
スノースタイルしないという手もありかと思います。
その場合はカクテルの名称が変わり、「ブルドック」「グレイハウンド」という名前になります。

さて、このソルティドッグという名前の由来ですが、「甲板員」というイギリスのスラングが由来となっています。甲板員が汗だらけ塩だらけになって働く様子から来ているそうです。

また、元々はウォッカベースではなく、ジンベースでライムジュースを加えるカクテルだったそうです。
ちなみに海外のバーで「ソルティドッグ」と頼むと「塩漬けの犬肉」をオーダーされたと勘違いされ、( ゚Д゚)ハァ?な顔をされるそうです。

派生として、上記のレシピにトニックウォーターを加えた「ソルト・リック」というカクテルがあります。炭酸が加わることによってのど越しが爽やかになります。
個人的にはこちらをお勧めしますね。

本日はこの辺で…

またのご来店をお待ちしています…





2014年2月21日金曜日

バーテンのメモ書き(2ページ目)


チェルカトーレにて

>先日見つけたメモをバーテンに渡した。

「おや、そのメモは…」

>どうやら修業時代に纏めていたメモだったようだ。他にも無いのか聞いてみた。

「ええ、まだ続きはありますが…見せる程のものでは…」

>照れながらも懐からメモを取り出し渡してくれた。XYZを飲みながら読んでみることにした…


ラム:
サトウキビを原料とした蒸留酒。独特の甘みがありお菓子などにも利用される。
風味や色合いで3種類に分けられる。
無色透明でフラットな味わいのホワイトラム。
樽貯蔵し、ウイスキーやブランデーに似た色合いと風味のゴールドラム。
内側を焦がした樽で3年以上熟成させたダークラムの三種類。
一般的にはバカルディが有名。最近はモヒートというラムベースのカクテルが知名度を高めている。

【当店取扱い一覧】
・バカルディ(ホワイト)
・キャプテン・モルガン(ゴールド)
・マイヤーズ・ラム(ダーク)
・ロンリコ151(ゴールドラム、度数755度)
  
【カクテル例】
・キューバ・リブレ
・モヒート
・ブラックローズ(ラム+コーヒー)
・ホット・バター・ラム

【備考】
・使うラムによって味わいが大きく変わるのでカクテルを作るときには意識してみる
・ソフトドリンクで割るよりもロックやストレートで飲むのを勧める。
・モヒートは元々夏向けのカクテルだったが、ソーダでアップするだけで出来る簡単なものも発売されるようになったので季節を問わずに飲めるようになった。
・海賊が飲むイメージが強く、実際「キャプテン・モルガン」というラムには海賊の絵が描いてある。



テキーラ:
竜舌蘭の一種、アガペ・アスール・テキラーナの茎を原料にして発酵、蒸留して作られる。世界四大スピリッツの中で最も個性的な味わい。
山火事が原因で生まれたという説がある。
ラムと同じく貯蔵や熟成の期間で大きく三つに分類される。
蒸留後、全く熟成させないか、1か月程度の短期熟成で造る無色透明のブランコ
蒸留後、2か月以上樽で熟成させたレポサド
1年以上樽で熟成させたアネホ
があり、そこからさらに細かい分類もある。
サボテンが原料とよく誤解されるが、竜舌蘭とサボテンは別の植物。
ただ、サボテンをモチーフにしたボトルはある。

【当店取扱い一覧】
・カミノ・ホワイト
・オルメカテキーラ・レポサド
・アハトロ・アネホ

【カクテル例】
・エル・ディアブロ(テキーラ+カシス+ライム+ジンジャーエール)
・ソルティ・ブル(テキーラ+グレープフルーツジュース+塩)
・テキーラ・ア・ラ・メキシケーヌ(メキシコ流テキーラショット)

【備考】
・ショット(一気飲み)のイメージが強いが、熟成させたテキーラはブランデーやウイスキーのような味わいになり、ロックで飲むことをお勧めする。
・柑橘系のジュースと相性がよく、特にグレープフルーツジュースとの相性は抜群。
・コンビニやスーパーなどでは中々見ることができないので酒屋で購入するのを勧める。
・ビルドがメインとなる当店での取り扱いは少なくなりそう。


>どうやらこのページはここまでのようだ。

「まだ、何枚か続きはあるのですが、かつて冒険した地に落としてきてしまったようでして…おそらく次のページはマルタの国にあるかと…次の仕入れの時に探してきます」

>マルタの国へどう行くかは分からないが、次回の仕入れの時には続きが読めそうだ。
>会計を済ませ店を後にした…

「ありがとうございました、またお越しください…」


次回に続きます…




2014年1月30日木曜日

バーテンのメモ書き(1ページ目)

チェルカトーレ裏口にて

>ふと、足元を見ると紙切れが落ちている…
>手に取って読んでみた…


ジン:大麦、ライ麦、トウモロコシ等を原料とした蒸留酒。
杜松の実の独特の爽やかな風味が特徴。
元々はオランダで解熱薬として売られていたが、イギリスに持ち帰ったところ大流行。
後に世界中に広まることになる。
ドライ・ジンと呼ばれる辛口でカクテルベースとして主に使われるものやハーブ類の風味豊かなオランダ・ジンなどの種類がある。

【当店取扱い一覧】
・ビーフィーター
・ボンベイ・サファイア
・タン・カレーNO.10
・ゴードン・ジン

【カクテル例】※主にビルド、自宅で簡単に作れるもの
・ジントニック
・ジンライム
・ブラッディ・サム(トマトジュース+ジン)
・ニンジャタートル(ジン+ブルーキュラソー+オレンジジュース)

【備考】
アルコール度数が高く、凍ることが無いので冷凍庫に保管すればトロリとした飲み口が楽しめる。
柑橘系と相性がよく、特にライムとの相性は抜群。ギムレットなどが有名。
カクテルのベースとしては最も多いようだ。



ウォッカ:大麦、ジャガイモなどの穀物を原料としたスピリッツ。
蒸留後にシラカバの活性炭でろ過することにより無味無臭のクリアな味わいが生まれる。言わずと知れたロシアの国民酒。
「ウォッカ」とは元々「水」という意味の言葉らしい。
基本的には無味無臭だが、フレーバーウォッカと呼ばれる風味のついたものもある。
ポーランドのズブロッカが有名。香草系の香り。(個人的には桜餅を連想する味)


【当店取扱い一覧】
・スミノフ
・スカイウォッカ
・ズブロッカ
※世界最強のアルコール度数として有名なスピリタスは色々と危険な為取扱いは禁止。

【カクテル例】
・スクリュードライバー
・ソルティ・ドッグ
・ブラックルシアン(カルーア+ウォッカ)
・モスコミュール

【備考】
どんな材料にも合うので多くのカクテルに使用される。市販のNOアルコールカクテルにウォッカを注いでYESアルコールカクテルにするといった事も可能。
こちらも冷凍庫にて保存。気付けに冷えたウォッカをショットグラスに注いで飲むのも悪くない。
「ブラヴォド」という黒いウォッカがある。見た目のインパクトは大きかったが味は通常の物と大差なかった。


>どうやらバーテンダーのメモ書きだったようだ…
>続きがあるようだがこの辺りには無い…
>今度バーに寄った時に聞いてみよう




次回に続きます…

2014年1月5日日曜日

自由万歳!

太陽万歳!\[ ]

…失礼しました。ふと、かつて冒険した地で共に戦った仲間を思い出して…
何度も心が折れそうになり、黒い幻影と死闘を繰り広げた厳しい旅でした。


えー、話が逸れてしまうのでこの辺で本題に移りましょう。

本日のカクテル「キューバ・リブレ」でございます。

レシピはこちら
ラム(なんでも):45ml
ライム:1/2
コーラ:適量

絞ったライムをグラスに落とし、氷を入れる。ラムを注ぎ、コーラで満たす。
※バーにて撮影

あまり聞きなれないカクテルですが、
早い話がラムコークにライムを足したものとなっております。

使用するラムはお好みの物でも構いません。
入手しやすさを考えるとバカルディ社のホワイトラム、
キリンから販売されているマイヤーズ辺りが良いと思います。

ラムの種類などについては後程紹介したいと思います。

このカクテルですが、20世紀初頭に起きたキューバの独立戦争から生まれたと伝えられています。当時スペイン領だったキューバは各地で独立運動が盛んになっていました。

そこにアメリカがスペインと戦争を始めキューバへ侵攻します。結果はアメリカの勝利。
キューバはスペイン領からアメリカ領となり独立を果たしました。

この時に街は「ビバ・キューバ・リブレ!」VivaCubaLibre!)キューバの自由万歳!という歓声で沸きあがったそうです。
その中で、キューバ特産のラムをアメリカ生まれのコーラで割ったこのキューバ・リブレが誕生しました。
  
味わいはコーラの爽快感とライムの酸味に加え、ラムの甘さが後から来るといった感じでしょうか。通常のラムコークに比べさっぱりとした口当たりです。
こちらも口当たりは良いので飲みすぎ注意ですね。


次回はカクテルの紹介ではなく、ユニークな形をした酒を紹介する予定です。
本日はこの辺で…またのご来店をお待ちしています…


カクテル万歳!\[ ]
 

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